地域に暮らす人々が自由に通り抜けられるよう敷地は囲わず開放し、道路に面して広場や植栽帯を設け、銀行でありながらだれもが気軽に集えるコミュニティスペースとして設計。「木漏れ日ルーフ」と名付けた大屋根をかけ、日差しを遮り風を招き入れることで、自然に人が集まる憩いの場とした。木漏れ日ルーフが包み込むこの銀行から、多様な交流が生まれ「ひと」「地域」「社会」へと繋がり、新しい価値やビジネスが生まれるようイメージした。
令和元年度日事連優秀賞|第5回沖縄建築正賞・新人賞|GOOD DESIGN AWARD2018受賞